認知行動療法
掲載日: 2026年3月23日
認知行動療法(CBT)とは|概要・支援場面・学び方・関連研修情報
認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy、CBT)は、物事の受け取り方(認知)と行動のパターンに注目し、それらを変えることで心理的な苦しさを和らげることを目指す心理支援の技法です。1960年代にアーロン・ベックらが抑うつの治療法として体系化し、その後さまざまな問題への応用が進んできました。エビデンス(科学的根拠)が蓄積された技法として広く知られており、世界保健機関(WHO)のガイドラインにも含まれています。
本ページの研修情報は定期的に更新していますが、開催状況・申込期限は変更されることがあります。参加の際は必ず主催者の公式情報をご確認ください。過去の研修は学習機会の記録として掲載しています。
目次: 1. この技法の概要 2. 対象・場面 3. 学ぶ意義 4. 注意点・限界 5. 関連研修情報 6. 関連技法 7. 情報源
1. この技法の概要
定義
認知行動療法は、「認知(物事の見方・解釈)」と「行動」が感情や身体状態に影響を与えるというモデルに基づき、非機能的な認知や行動パターンを修正することで、心理的苦痛の軽減をはかる治療・支援の総称です。
基本的な考え方
出来事そのものではなく、その出来事をどのように解釈するか(認知)が感情や行動を左右するという考え方を基盤としています。たとえば、同じ失敗をしても「自分はダメだ(破滅的解釈)」と受け取るか「次に活かせる(現実的解釈)」と受け取るかで、その後の気持ちや行動は大きく変わります。
よく使われる場面
- うつ病・抑うつ状態への個人面接
- 不安症・恐怖症・パニック障害の段階的暴露
- 強迫症(OCD)の認知再構成と行動実験
- 不眠(CBT-I)、摂食障害、PTSD(TF-CBTなど)
- グループ形式でのストレスマネジメント
5. 現在確認できる関連研修情報
本ページの研修情報は定期的に更新しています。開催日程・申込状況は変動します。参加の前に必ず主催者の公式情報をご確認ください。
現在募集中・参加可能性が高い研修
日本認知・行動療法学会 第51回大会 ワークショップ(2026年9月)
主催:一般社団法人 日本認知・行動療法学会 形式:対面(会場開催) 開催日:2026年9月25日(金)ワークショップ / 9月26日(土)〜27日(日)学術大会 状況:募集中(参加登録受付状況は公式サイトでご確認ください) 確認日:2026-03-24
公式サイト
日本認知・行動療法学会 eラーニング(随時)
主催:一般社団法人 日本認知・行動療法学会 形式:オンライン(オンデマンド) 開催日:随時受講可能 状況:随時受講可能(認知行動療法の基礎5科目+各論) 確認日:2026-03-24
公式サイト
日程公開待ち・継続開催団体
一般社団法人 認知行動療法研修開発センター(CBTT)
対人支援専門職向けに、CBTの基礎から応用まで段階的な研修を提供している機関。状況:日程未確認(公式サイトで最新日程をご確認ください) 確認日:2026-03-24
公式サイト
国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法センター
厚生労働省委託事業として、東京・大阪・博多・オンライン等の複数会場でワークショップを実施。状況:日程未確認(2026年度の日程は公式サイトでご確認ください) 確認日:2026-03-24
公式サイト
開催終了が確認された過去研修(参考掲載)
日本認知・行動療法学会 特論講座(2026年2月開催分)
最終開催実績:2026年2月8日・15日・28日(各回) 状況:開催終了 参考:同学会では年間を通じて特論講座を継続開催しています。
6. 関連技法
- ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)
- DBT(弁証法的行動療法)
- マインドフルネス
- ソリューション・フォーカスト・アプローチ
- アンガーマネジメント
- ペアレントトレーニング
7. 情報源
公式団体・学会
一般社団法人 日本認知・行動療法学会:https://www.jabct.org/
一般社団法人 認知行動療法研修開発センター(CBTT):https://cbtt.jp/
国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法センター:https://cbt.ncnp.go.jp/
参考書籍
大野裕・田中克俊(著)『保健、医療、福祉、教育にいかすCBT入門』(日本評論社)
A.ベック(著)、岩坂彰・他(訳)『認知療法:精神療法の新しい発展』(岩崎学術出版社)
初回公開日:2026-03-24 最終更新日:2026-03-24 研修情報最終確認日:2026-03-24