ソリューション・フォーカスト・アプローチ(SFA)
掲載日: 2026年4月1日
ソリューション・フォーカスト・アプローチ(SFA)とは|概要・対象・学び方・関連研修情報
ソリューション・フォーカスト・アプローチ(Solution-Focused Approach: SFA)は、問題の原因を深く掘り下げるのではなく、「すでにうまくいっている例外」「望む未来の姿」に着目して、短期間での変化を支援する面接技法です。1980年代に米国のブリーフ・ファミリー・セラピーセンター(BFTC)でスティーブ・ド・シェイザーとインスー・キム・バーグらによって開発されました。福祉・医療・教育・産業・コーチングなど幅広い場面で応用されており、クライエントの強みとリソースを活かす姿勢が特徴です。
本ページの研修情報は定期的に更新しています。開催日程・申込状況は変動します。参加の前に必ず主催者の公式情報をご確認ください。過去に開催された研修は参考として掲載しています。
目次: 1. この技法の概要 2. 対象・場面 3. 学ぶ意義 4. 注意点・限界 5. 関連研修情報 6. 関連技法 7. 情報源
1. この技法の概要
定義
ソリューション・フォーカスト・アプローチとは、クライエントが「解決した状態」を具体的に描き、すでに持っているリソース(例外・強み・能力)を活用して目標に向けて変化していくことを支援する短期志向の面接アプローチです。「解決志向アプローチ」「ソリューション・フォーカスト・ブリーフセラピー(SFBT)」とも呼ばれます。
基本的な考え方
- 例外に着目する:「問題が起きていないとき」「少しうまくいっているとき」を探る
- 未来に焦点を当てる:「解決した状態はどんな姿か」を具体的に言語化する
- クライエントのリソースを活かす:支援者が解決策を提示するのではなく、クライエント自身の強みと能力を引き出す
- スモールステップ:小さな変化に着目し、変化を積み重ねていく
代表的な技法
- ミラクル・クエスチョン(奇跡の質問):「もし明日、魔法が起きて問題が解決していたら、何が違いますか?」
- スケーリング・クエスチョン(スケール質問):「0〜10の点数をつけるとしたら、今どのあたりですか?」
- 例外の質問:「問題が起きていないときは、どんなときですか?」
- コーピング・クエスチョン:「こんな大変な状況でも何とかやってこられたのは、どうしてでしょうか?」
よく使われる場面
- 個別カウンセリング・心理面接
- ケースマネジメント・家庭訪問
- スクールカウンセリング
- 就労支援・生活困窮者支援
- コーチングや1on1面談(産業場面)
5. 現在確認できる関連研修情報
本ページの研修情報は定期的に更新しています。開催日程・申込状況は変動します。参加の前に必ず主催者の公式情報をご確認ください。
現在募集中・参加可能性が高い研修
一般社団法人日本SFA協会 オンデマンド講座「ゼロから学ぶソリューション・フォーカスト・アプローチ」
主催:一般社団法人日本SFA協会 形式:オンデマンド(動画配信) 開催日:随時受講可能 対象:SFAをはじめて学ぶ方・対人支援専門職・コーチング関係者 状況:随時受講可能 確認日:2026-03-24
公式サイト
日程公開待ち・継続開催団体
一般社団法人日本SFA協会 対面ワークショップ・オンラインセミナー
対面ワークショップやオンラインセミナーを継続開催。SFAの基礎習得から事例を通じた実践的な学びを提供している団体。状況:日程未確認(2026年度の新規開催日程は公式サイトで要確認) 確認日:2026-03-24
公式サイト
開催終了が確認された過去研修(参考掲載)
日本SFA協会「事例で学ぶソリューション・フォーカスト・アプローチ」(2023年11月)
最終開催実績:2023年11月18日 状況:開催終了 参考:継続開催団体のため次回開催の可能性あり
6. 関連技法
- 動機づけ面接
- ナラティブ・アプローチ
- 認知行動療法(CBT)
- アサーション
- オープンダイアローグ
- 家族療法
7. 情報源
公式団体・学会
一般社団法人日本SFA協会:https://www.ja-sfa.com/
参考書籍
ピーター・ディヤング、インスー・キム・バーグ(著)桐田弘江他訳(2016)『解決のための面接技法 第4版』金剛出版
山本眞利子(著)(2014)『解決志向のコンサルテーション』北樹出版
初回公開日:2026-03-24 最終更新日:2026-03-24 研修情報最終確認日:2026-03-24