公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士・社会福祉士の人数推移
2026年3月現在において確認できる範囲で表題4資格の人数を確認してみました。
ただし、臨床心理士は資格認定協会の認定者数、他3資格は厚労省資料の登録者数となります。

公認心理師は、心理職(いわゆる心理カウンセラー・セラピスト)の国家資格として誕生しました。平成30年度末24,056人 → 令和元年度末34,939人 → 令和2年度末41,556人 → 令和3年度末54,248人 → 令和4年度末69,875人 → 令和5年度末71,987人 → 令和6年度末73,743人と資格が成立して以来、急激に増加しています。
臨床心理士は、公認心理師誕生以前の主要な心理職の資格として存在感を放ってきました。初年度から一貫して増加し、2025年4月1日現在43,083名です。
精神保健福祉士は近年でも増加が続いています。確認できた公開値では令和4年度末102,069人 → 令和5年度末106,962人 → 令和6年度末111,588人です。
社会福祉士は4資格の中で最も人数規模が大きく、需要もまた大きいと言えます。令和7年1月末306,757人 → 令和7年3月末315,589人が確認できます。長期的にも一貫して増加してきた資格です。
これら対人支援専門職の4資格を並べてみると、人数は社会福祉士>精神保健福祉士>公認心理師>臨床心理士の順に多いことが分かります。
社会福祉士と精神保健福祉士は一貫して人材供給不足であり、資格者も増え続けている模様です。
臨床心理士は元々資格取得に大学院の修士課程修了が必要であったり、資格の更新に研修ポイントが必須であったりという事情もあってか、4資格の中では最も少ない人数です。
また、公認心理師の登場により、人数の推移も影響を受けていく可能性もあります。
その公認心理師は平成30年の誕生以来、急激に人数を増やしましたが、近年は増加の勢いが落ち着いたようです。
弊社では今後もこういった資格の動向や人数推移を把握し、また雇用者、利用者の皆様のニーズの理解に努めて業務を行ってまいります。
【出典】
・厚生労働省「個別事項について(その13)」:公認心理師登録者数 73,743人(令和6年度末)。
・厚生労働省「精神疾患に係る医療提供体制について」:公認心理師の年度別推移、精神保健福祉士 111,588人(令和6年度末)、同資格の現場配置に関する議論。
・公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会「臨床心理士とは」:43,083名(2025年4月1日現在)。
・公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会「『臨床心理士』資格取得者の推移」:年度別の受験者数・合格者数・合格者累計。
・厚生労働省「福祉・介護 社会福祉士・介護福祉士等」:社会福祉士 315,589人(令和7年3月末現在)。
・厚生労働省「第27回精神保健福祉士国家試験合格結果」:精神保健福祉士登録者 108,748人(令和7年1月末現在)。
・厚生労働省「第37回社会福祉士国家試験合格発表について」:社会福祉士登録者数 306,757人(令和7年1月末現在)。
